Archive for the ‘同窓生による連載記事’ category

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」 第9回目「役員紹介~事務局長編~」

12月 21st, 2010

 2010年もあと数日。
皆さん、いかがお過ごしでしょう。
私はと言えば、未だ大掃除もせず。
2010年の汚れを年内解消出来るかどうか実に怪しくなってきました。

 今宵は『アサヒ オーガニックプレミアム』です。
原料の大麦とホップは有機栽培で無農薬。
尚且つ、有機認証を取得したという工場で製造された、通信販売のみの限定品であります。
深い旨みと苦味が心地よく、上品なビールという印象。
後味の引きが潔く、和食(醤油の味)に合いそうです。
深い山吹色の着物を着た女性が、すっと正座をしてこちらを穏やかに見つめている絵が浮かびました。
でもこれ、アルコール度数6%。
スタンダードなビールよりもちょっとばかり高めです。
調子にのって杯進め、後で肘鉄喰らわぬように。油断召さるな。(自爆)

 毎度酒の話が長くて、申し訳ありません。
今回は事務局長・太田晴美さんをご紹介しましょう。

 新しい同窓会では、会運営を円滑に効率良く行なうために「事務局」を設けました。
ここには「総務委員会」「企画・事業委員会」「IT・広報委員会」がありまして、
それらを統括するのが事務局です。
今まで会長代理など長年同窓会役員として培ってきたものを、新たに事務局長として発揮することになりました。
*新役員ご参照 → http://blog.inagehsa.net/?p=688

 太田さんは5回生です。
高校時代にはソフトボール部に在籍し、現在は某高校の養護教諭(いわゆる保健室の先生)をしています。
ちなみに私は「はるちゃん」と呼んでいます。

ミッキーマウスとカメラが大好きで、殊、ミッキーマウスはフリーク級だとか。
そういえば、先日の月例ミーティングで、ミッキー柄のシャツ(BYビームス)と腕時計を着けてたっけ。
また、カメラの機材はプロ並みです。(腕前は筆者未確認)

はるちゃん。
あのカメラで撮影した、年次総会の写真、まだ見せてもらってませんでしたね。
いい写真はありましたか?

 太田さんは、失敗すると激しく落ち込みます。

 月例ミーティングの資料が立て込むと、前夜寝る間も惜しんで準備してくれます。

そして、当日、つい…。
はるちゃん、いつもお疲れ様です。
大変なときは、他のメンバーに振ってね。

 こんな太田さんですが、
公の会合や年次総会などでは姿が一変します。

背筋を伸ばし堂々たる姿。挨拶や質疑への説明は流るる水の如く。
人前での発言が苦手で噛みまくりな私は、そんなはるちゃんに惚れ惚れしてしまいます。

 同窓会スタッフの中で、母のようでもあり、時に妹のようでもあり。
会を思う気持ちはスタッフの中で一番じゃないかと思います。
事務局長として、会員さんの前に立つこともあるかと存じますが、
そのときには「はるちゃ~ん」と気軽に声をかけてくださいませ。(かなり照れます)

 次回は、副会長の渡辺貴之氏と岩田千佐氏です。

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」の第8回目「役員紹介~会長編~」

11月 30th, 2010

 2010年もあっという間の師走です。
つい先日、稲毛浅間神社と登渡神社へ初詣に出掛けたばかりなのに。
歳月というものは、年齢を重ねるごとに年々加速してまいります。(無情…)

 今宵は『アサヒ世界ビール紀行 ~ ベルギー ベルジャンエールタイプ ~』が供。
6.5%の、ちょっと高めな度数が心地よいです。(皮付きフライドポテトが食べたくなってきた…)
華のある香り、柑橘系果物のような苦味と、その奥に見え隠れする完熟果物のような甘味が、
日本で多く飲まれているビールとは違います。

 本場のベルギービールは800種類あるとも言われておりますので、
「これがベルギーの味だ!」とするのは気が早いですが、
麦芽とホップと酵母だけで果物のようなフレイバーを醸し出すという点は、
多くのべルギービールの特徴のひとつでもあります。
「このビールはベルギーの●●ビールに似ている」と気の利いた説明ができればベストなれど
そこまでの技量がありませんのであしからず。
ちなみに、キンキンに冷やさないほうが、このビールの魅力を満喫できそうです~。

 さて、当ブログで発表されたように
11月21日(日)稲毛高校同窓会年次総会におきまして、新しい役員が承認されました。

  ※ご参照 → http://blog.inagehsa.net/?p=688

  不肖・ひろなかも、IT・広報担当理事として運営に参加させていただくこととなりました。
主に広報活動や、発行物およびサイトなどに関する業務などを担います。
 とは申せ、私も初めてのこと。皆さんのお知恵をいただきながら務めてゆきたいと存じます。
温かい目とお心で、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 総会を終えて最初の更新です。
せっかくの機会ですので、この場を拝借し役員紹介をさせていただくことにいたしました。
 しかしながらこれは、私の勝手な企画。
あくまでも筆者視線の紹介記事となりますので何卒ご了承くださいませ。

 まずは、新会長・足澤公彦氏。
私は「足澤センパイ」と呼んでいますので、これで話を進めましょう。

 第1期生として入学し、海外留学を経て、第2期生とともに卒業しました。
「たるさわ」と読みます。(←「あしさわ」と読んだのは私だけ?)
大きな人です。 
 人と食と万年筆をこよなく愛する、今時の男性には珍しい、熱血漢47歳です。
巨漢ながらフットワークがすこぶる軽く、
「どこそこでこんな面白い活動をしている同窓会員がいるぞ!」と聞くと
愛車を飛ばしてその人に会いに行き、
「新しい同窓会にとって有益な情報がある」と、これまた愛車を飛ばして話を聴きに出向きます。

 そして、私がほぼ初対面時にびっくりした足澤センパイの仕草がこれ。
ビシッ! 
 何か相談すると、親指を「ビシッ!!」と立て、ウィンクしながらOKポーズを決めます。
キュッと上がった口角の奥の白い歯が「キラリ」と光ります。
 当初驚いたこの仕草も、
最近では「これでもう大丈夫だわ♪」という安心を提供してくれるポーズになりました。

 私が毎度舌を巻くのは足澤センパイの記憶力です。
人名、その人にまつわるエピソード、経歴、受賞した内容などなど詳細に覚えていて
それを実にわかりやすく私たちに披露してくれます。
 こうして何人の…、いや、何十人の同窓生の偉業を教えてもらったことか。
稲高のOB&OGって、様々な分野の第一線で活躍なさっている方が意外に多いんですよ~。
(あのお笑いタレントだけではない)
 いつか会報というかたちで、これらを同窓会会員の皆さんにお披露目したいと、
事務局では企てております。

 そんなパワフルなセンパイでありますが、気力と知力が、体力と時間の限界を超えられないことも。
先日、同窓会の布製案内板を製作する時のことでした。
 私が朝起きて、PCメールをチェックすると、
前日深夜、センパイからの添付ファイル付メールが。
おいおい…
「タイトル【今、忙しいかな】」…って、これを着信した時には、私、寝てました。
本文にはこう記してあります。
「ここまで作ってみましたがどうでしょう。もう眠いです。明日午後イチに業者に入稿するつもりです」
 案内板をデザインするにあたり、
吟味に吟味を重ねた結果のギブアップと読み解いたものの、
引き続き、私が、これを、午前中のうちに仕上げなければならないと理解したとき、
脇の下にジンワリ汗がにじんできたのは言うまでもありません。
(でもまあ ↓ 何とか仕上げることが出来たのも言うまでもありません。ハッハッハッ(≧∇≦)b )

 センパイ!デザインモノは早目早目にこちらに投げてネ。

 時にカラダを張って同窓会務に取り組む姿は、もはやボランティアの域を超えているかも。
(ここでは書けない逸話多数!)
 そんな新会長・足澤氏ですが、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 次回は、新しく設置された「同窓会事務局」の事務局長・太田晴美氏を予定しています。

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」第7回目 「過渡の贅」

10月 25th, 2010

 今宵は「サッポロ 冬物語」で脱力中です。
季節限定ビールの先駆け的存在の銘柄。
なぜか昨年は発売されず、冬の到来もどこか寂しさをぬぐえませんでしたが、今年はめでたく復活!
これがあって初めて「あ~、今年も冬が始まったわ~」と、季節の変わり目を実感できる次第です。
以前CMに流れていた槇原敬之の「冬がはじまるよ」にある「すごく嬉しそうにビールを飲む横顔がいいね」という台詞。
誰か私に言ってくれないかしらん。(´▽`)

 さて、このビールの発売日と同じ10月13日の19時。
酒友から「東京スカイツリーのライトアップテストを見てきたよ」という写メが送られてきました。

「ライトアップ」と言っても、照明設備設置予定2000台のうちの51台を、ツリーの中腹の鉄骨の一部で光らせただけなので
華やかに輝く様からは程遠いものだったようですが
この試験は2012年開業までの間において、最初で最後の「ライトアップ」とのこと。

    日々成長しているツリーにとっては正に一瞬の光景。

ということは、この姿は、翌日以降・・・そして完成して以降も、絶対に観ることができないもの。
2010年10月13日19時から21時までの間だけ。
ある観光客さんが「もっとキラキラしてるかと思ったぁ」と残念がっておられたインタビューをテレビで拝見しましたが
「キラキラ」は2012年開業後にいくらでも観られるんですよね。
そう思って改めてこの写真を見つめつつ
もう観ることが出来ない“一瞬の煌き”に遭遇できたことの、なんとも贅沢なことよ、と一人しみじみ。

 スカイツリーは、隅田川をモチーフに「粋」を表す水色と、「雅」を表現した江戸紫に1日ごとに彩られるとのこと。
完成後の晴れ姿を想い描きながら、その過渡期を楽しむ。
これこそ、なんとも粋ではございませぬか。

 そういえば、学校の先生方は、「人間の過渡期」真っ只中の輪の中におられるんですよね。
昔も今も「過渡期」は生徒それぞれであり、実に多彩でありましょう。(先生方、本当にお疲れ様でございます。)
高校生の頃は、自分自身の「過渡期」を満喫する余裕なんて、これっぽっちもありませなんだ。
焦ってばかりで、結局何も身につかなかったという始末ですし。

 話を同窓会ネタとして、強引につなげるといたしますと
同窓会もちょうど過渡期。発足して30年ほどです。
人に当てはめますと、ようやく自立活動できそうな歳、でしょうか。
万事、早々の結果ばかり求めがちな昨今。
この過渡期の只中に身をおくことの贅沢さを、出来るだけ満喫したいと存じます。

 それにしても、私自身、今も「人」として「大人」としてまだまだ過渡期を過ぎていないようで。( ̄∇ ̄*)ゞ
未だ、他者のペースに合わせられないし、感情の起伏は緩くないし、気持ちが顔に出るし。
己が最期、華やかに笑って逝けるようになるまでには、更なる精進が必要なようです。ヤレヤレ。

 先日、ようやく洋服棚の中の衣替えを済ませました。
今宵の夜風は、冬の空気のような冴えを感じます。
こんな話をいたしますと、また1杯、飲みたくなりました。
冬がはじまります。秋を惜しんで「キリン 秋味」とまいりましょうか。

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」の第6回目「文“舞”両道」

9月 27th, 2010

お彼岸の頃ですが、未だに昼間はセミの鳴き声が。
さすがに夕刻を過ぎますと、心地よい虫の音が暑さに疲れた心身を和らげてくれます。
月の美しいこの時期、今宵はどの酒(ビール)を共にいたしましょう。

さて、先月5日付のブログで、稲毛高校ダンスドリル部が「全国高等学校ダンスドリル選手権 POM(Large)部門」で第一位を獲得したことが掲載されましたね。
それも創部5年にして!
母校サイトによると、月に2~3度、プロコーチの指導をあおっているとのことですが
それにしましても全国ナンバー1というのは快挙であります。
今更ではございますが、選手の皆さん、本当におめでとうございました。

本日たまたま母校の前を車で通りましたら
同窓会より寄贈された横断幕が視界に飛び込んできました。

今は京成バス。

 

おめでとうございます!

 

早速車を道路脇に停め、シャッターを切る私。
「そういえば、稲高って、今まで横断幕を張ったことあったっけ?」
ご近所の磯辺高校や千葉西高校、西千葉にある千葉経済高校などで、どーーーんと誇らしげに張られた横断幕を幾度となく見かけたことはございますが、
よくよく思い返してみるに、稲高でそれを見たことがありませなんだ。
(いや、横断幕を張ったことがあるぞ!という方がおられましたら、コメントをお待ちしております)

向かいの信号機の柱のかげから撮影しておりましたら
ご近所のHさんが「スパイか!?」と背後より声をかけてきてびっくり。
Hさん曰く「ここを通ったらこの横断幕を見かけてね、『へ~!』と思ったんだよ」とのこと。
「意外」だけど「すごいね」という表情をしておられました。

「稲毛高校卒業」と申しますと
母親をなさっている方々から、
「すごいね~」
「ひろなかさんって優秀だったのね」
という反応が返ってきますが(私が在学中の頃は「中の中」だったから、実は大したことなかった。ありがとう、後輩達よ!)、
現在はそのくらい優秀な学校として名が通っているのですよね。
その上、部活動でも実績を残している。
殊、今回のダンスドリル部は「文武両道」ならぬ「文舞両道」といったところでしょう。

今朝、プロゴルファーの石川遼くんが
「以前、試合で優勝したとき、父から『お前に負けた相手は、次の試合ではもっと強くなっているぞ』と言われた」
と話していました。
某元バレーボール選手も話しておられましたが、優勝は優勝した時点で過去のことだそうな。
私も若いころ、物事や人生に対してこんな気構えで挑んでおりましたら、もうちょっとマシな大人になっていたのでしょうね~(苦笑)。

ともあれ、後輩皆様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げております。

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」の第5回目「あの夏の花火」

9月 10th, 2010

 100年に一度の暑い夏。皆様、いかがお過ごしでしたでしょう。

 私はと申せば・・・

 酷暑で、もともと希薄な気力と脳みそがヒートアップ寸前に。

 暑くて外出したくないから、毎日「いかに外出しないか」がテーマ。

 おかげでブログになるほどのネタも収穫できず、先月の更新をさぼってしまいました。(言い訳)

 それでも、8月7日の千葉市民花火大会の写真は撮影しましたんですのよ。

 そしてあっという間に9月になり・・・

 「これをブログのネタにするもの“いまさら~”だよな~」と思っておりましたら

 ラジオからドリカムの「あの夏の花火」が。

   むむむ・・・。

 とりあえず、これをネタに更新することにしましょう。

 嬉しいことに我が家のベランダから、この花火を望むことが出来ます。

 今夏も、ビール片手に鑑賞いたしました。

 

どど~ん。

 も~いっちょ~。

 今年の花火も大きく、そして艶やかでした。

 そうそう。こんなのもございましたよ。

 なぜか、クリスマスツリーや雪だるままで出現しました。

 現在はポートタワー周辺が花火大会の会場となっておりますが

 以前は稲毛海岸がその舞台だったとか。

 恥ずかしながら、その当時の花火大会を全く記憶しておりませなんだ。

 私の記憶はせいぜい、某サーカス団くらいでしょうか。

 (ここで生まれて初めて、球体の中を走るバイクを観た)

 高校生時代の稲毛海岸での想い出、というものを、

 卒業生皆さん、それぞれ何かしらお持ちのようですね。

 授業が終わってからクラスで遊びに行ったとか、

 彼氏もしくは彼女と夕陽を眺めたとか、

 卒業アルバムの集合写真を撮ったとか。

 私自身は、サーカス以外、この海岸にまつわる当時の想い出が皆無。

 むしろ、社会人時代以降のほうがございます。

 夜、路駐して(当時は取締りが緩かった)海岸に遊びに行ったら、

 車上荒らしにあって財布の札を全部抜き取られていた、とか

 子どもらと花火をしようと公園内に向かったら、

 ホームレスな方々が寄ってきた、とか。

 そういえば現在の稲毛海岸の某エリアには、

 特定の「趣味」の方々の集う場所があるそうですがご存知でしょうか。

 今から2~3年前のある日。

 私の20代前半の男性知人(塚本高史似)が、砂浜にマットを敷き、独りくつろいでおりましたら

 (この日、彼女が遊んでくれなかったかららしい。)

 遥か向こうから、ズンズンズンズンズンズン・・・と一人の男性が走ってきます。

 ズンズンズンズン・・・・・・

 どうも、自分に向かってきているような・・・

   ズンズンズンズン・・・・・・

 やたらと体格がいい男性・・・

      ズンズンズンズン・・・・・・

 そのカラダはテカテカしている・・・

         ズンズンズンズン・・・・・・

 胸騒ぎのした知人は、キョロキョロと周囲を見回しました。

 案の定誰もいない。自分独りです。

  「やばい。俺がターゲットだ!!!!!」

 即刻マットと荷物を「わしっ」と掴み、その場所から逃げ出したそうな。

 翌日、知人は勤め先で、アメフト選手だった同僚にこのことを話したところ

 「あ~。あそこは“そういう”男たちが集まる場所なんだぜ」とのこと。

 現在の稲毛海岸には、四半世紀前想像もつかなかったような「オアシス」が存在しているようです。

 酷暑が続くとは申せ、もう秋であります。

 キリン「秋味」も美味しいですし。

 (ヱビスの限定・飛鳥クルーズもGOOD!)

 弛んだ気持ちに喝を入れるべく、先日髪を切ってまいりました。

 最近また流行り始めた刈り上げを両サイドに施しまして、

 前髪を中央で分けるとソフトバンクの「新しいおじいさん」松田翔太に。

 顔も松田翔太みたいになれるといいのですが、

 人間、多くを求めると何も得られませなんだ(というか、これ、男だし)。

 さてさて、母校の後輩方々が多方面でご活躍、ご健闘なさっておられるご様子。

 彼らの母親世代真っ只中ではございますが、

 私も私なりに精進いたしまして、2010年残り4ヶ月を乗り越えてまいりたい所存です。

吉田晴美の同窓会活動雑記 第3回「A Shun Oguri Film シュアリー・サムデイを見てきました」

7月 25th, 2010

同窓会会長代理の吉田晴美です。

暑い毎日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

この夏、私は、社会人になって以来、のんびりとした時間を過ごすようにしています。

というのも、春休み中に受けた人間ドックで「再検査」にひっかかってしまったのです。

再検査の結果、急いで加療しなくてはならない疾病ではないことがわかり、ほっとしましたが……。

お医者様からは、夏休みはゆっくり休息するようにしましょう、とアドバイスをいただき、この夏は、部屋の模様替えをしたり、本や衣類や小物類や食器類の整理をしたりしながら、週末は息子の野球練習にできるかぎり付き合うことにしました。遠出はしない予定です。時間を見つけて、南房総の海には行きたいなぁと思っています。

母校の文化祭は盛況のうちに終了したようです。今年度は、残念ながら、お邪魔することができませんでした。

卒業生のみなさんにとって、ふと気になることは、いま学校がどんなふうになっているのかしら、ということだと思います。文化祭の2日目、一般公開日に母校を訪ねてみるのが今の様子を知るベストな方法ですが、もうひとつ、今公開中の映画『シュアリー・サムデイ』を見てみるのもおすすめです!

この作品は、小栗旬の初監督作品です。

主な出演者は、小出恵介、勝地諒、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛です。

竹中直人や、小西真奈美、大竹しのぶ、妻夫木聡、笹野高史、井上真央、上戸彩、モト冬樹、岡村隆史といったなかなか豪華なキャスティングです。

ストーリーは見てのお楽しみですが、稲毛高校がロケで使用されており、中庭、正面入り口、体育館、音楽室、プール、“緑の広場”、廊下などが、アヴァンタイトル(映画の題名が映し出されるまでのオープニングシーン)で登場します。

登場人物たちが着用している制服が稲毛高校の制服に似ているので、稲毛高校が舞台の映画を見ているような気分に浸ることができました。この映画を見ているうちにきっとなつかしい時代が、稲高卒業生にとっては、よみがえってくるのではないでしょうか。

7月17日に公開されたばかりの作品です。ぜひ足を運んでみてください。

エンドロールに「千葉市立稲毛高等学校」という表示を見つけた時は、ちょっとうるうるきてしまいました。

子どもを両親に預けて鑑賞したレイトショー。よかったです。この夏は、もう2本ぐらい見に行きたいなぁ。

シュアリー・サムデイの公式ホームページはコチラ↓

http://www.surely-someday.jp/index_pc.html

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」の第4回目「昭和56年の飛翔祭にて」

7月 9th, 2010

ひろなか志づこさんによる連載随筆「ふむるす・るぷるす」の第4回目をお届けします。

今日と明日、母校、稲毛高校は文化祭「飛翔祭」が行なわれています。

私たち卒業生が飛翔祭を見学できるのは明日のみです。本日は一般公開されていませんのでご注意ください。

飛翔祭の当日に、ひろなかさんが飛翔祭の思い出を綴ってくれました。

ひろなかさんの回想通り、大昔、稲毛高校は文化祭を一般公開していませんでした。

それどころか、小生が在学していた時代は「文化祭」でなく「学芸発表会」と呼ばれていたのです。

文化祭と称して一般公開していた検見川高校がとてもうらやましく思えました……。

いやぁ、それにしても、貴重な資料が残っていたものです。今度実物を見せてくださいね。

それでは第3回目「昭和56年の飛翔祭にて」、お読みください。

今宵もビール堪能中でございます。キリン・一番搾り。

なんとしたことか、己のビールストックを切らしてしまい、

父のビールをこっそりと飲んでおります。

40半ばになっても変わらずの親不孝者。

後輩の皆さんは、こんな大人の真似をしてはだめだよぉ。

さて先日、稲浜ショップの交差点で信号待ちしておりましたら

稲高生らしき男子高校生3名が、白い発泡スチロール箱を大量に運んでいるのを見かけました。

時期的に飛翔会の準備なのだな~と思いながら、眺めておりました。

四半世紀前・・・私が現役の頃の飛翔祭は、一般公開をしていなかったように記憶しておりますがいかがでしょう。

私は1年生の2学期に転入したので、2年生、3年生に飛翔祭を経験しております。

クラスで何かやっているはずなのですが、その記憶が全く無く、

その代わり、2年生のときに有志で演劇をお披露目したことを今でもよく覚えています。

現在の飛翔祭では、各クラスで演劇をするのがブームだそうですね。

当時は演劇部くらいで、その他のグループがそれを行なうというのは珍しいものでした。

某日、能力別にクラス分けされた数学の授業中。

友達の友達として知っていたSが

「おね~さん(当時、私はそう呼ばれていた)、有志で演劇やるんだけど一緒にやんない?」

と誘ってくれたのが参加のきっかけです。

裏方として、衣装やヘアメイクのプラン、舞台美術などを担当しました。

「確か、当時の脚本と写真があるはず」と思い、物置をあさったところ、案の定、脚本が出てきました。

(写真は、どのアルバムかわからず発見出来ず)

ピッチリとビニール袋に入れられたその脚本(ホン)を開けると

むわ~っと、むせるようなカビ臭い匂いが。

そりゃ~そうだ。ビニール袋に入れてから四半世紀、開封していないんですから。

あら、2冊入ってた。

1冊には、衣装案、小道具、メモなど、いろんな書き込みがしてあります。

もう1冊は、いわゆる、保存版、って感じですね。

あれ?

小さく畳まれた書類がいくつも出てきました。

お~♪

「備品借用願」という書類が2枚。

 

これを見ると、この有志劇団には吉田先生という顧問がきちんといらっしゃいましたようで。

私が所属していた器楽部オーケストラ科(これがオケの正式名称だったのかっ!!!!)から、照明用のゼラチンを借りるために書いたものです。

オケ顧問の伊藤先生の印もございます。

当時はパソコンだのワープロだのが普及していなかったので、こういう書類フォーマットも「手書き」だったんですね~。

今度は青インクで書かれた書類が数部。

 

シーン別の舞台レイアウト、メンバー張り付け、準備する小道具のリストなど、私が書いたようです。

(記憶なし・・・汗)

ここには俳優陣の他に

「さわこ」「さなえ」「ゆうこ」「なおこ」「「さいけん」「みゆき」「あこ」「どぶ」など、懐かしい名前が並んでいます。

文章の「口調」が現在の己のそれと、差ほど変わっていないことに、ちょっと汗が出ましたが・・・。

「なんじゃ?こりゃ」

 

ジュリーだ!! 沢田研二だ!!

・・・・あ。

主人公のヘアスタイルサンプルとして、雑誌から引きちぎっていたのですね。

当時のジュリーは美しいなぁ・・・(三浦憲治氏撮影だし)。

この切抜きをひっくり返すと

 

大瀧詠一のアルバム「ナイアガラ」のソングブック広告だー!!

当時、爆発的に売れたアルバムです。

日本語ロックの草分けバンドとも言われる「はっぴいえんど」の元メンバーでもありましたね~。

(はっぴいえんどファンの余談)

おまけはさておき、裏方業務を満喫した私ですが、

俳優陣がやったのと同じメイクを裏方メンバーも施して、3~4人で写真に写ったことがあります。

舞台メイクですから、とにかく濃い!

 

「さわこ」ちゃんと同じメイクをしたはずなんだけどな~。

同じ高校生、同じ人間なんだけどなぁ。

どうしてこんなに違うんだろう。

写真が見つからず、よかったです。苦笑。

銀波座の皆様、久々に集まりません? なんてね。

今年の飛翔祭がご盛況でありますように。

そして、生徒皆さんのどこかに、何かが残りますように。

宮崎かおりの南アフリカ最新情報「サオボーナ!」 第4回目「Feel it! It is here!」~FIFAワールドカップ南アフリカ大会点描~

6月 24th, 2010

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
FIFAワールドカップ南アフリカ大会が開幕し、いよいよラウンド16へ勝ち進むチームも決まってきました。
 
日本代表も1試合目対カメルーンに勝って、うれしいスタートでしたね。
 
私の職場である空港ではぞくぞくと各国のファンが到着し、とても賑やかになっています。
各国のファンとともに撮った写真とワールドカップの様子を少しですがご覧くださいませ!

ブブゼラの音は鳴り響き……

ブブゼラの音は鳴り響き……

 

空港でもブブゼラの音が……。空港は世界中からやってきた人たちで大賑わい

 

開幕戦と決勝戦が開催されるヨハネスブルグのサッカーシティー

 

チリ人サポーターと御主人のムトゥトゥさん

 

こちらはアルゼンチンのサポーターたち

 

こちらはメキシコ人サポーターたち

 

こちらもメキシコ人サポーターです

 

熱狂的な韓国人サポーターと

 

同じく韓国人サポーターと

 

スタジアムのスカイボックスで観戦!

 

アルゼンチンVS韓国戦 歓声が聞こえてきますか?

 

韓国戦だと何度言っても、相変わらず日本のユニホームで応援する夫のムトゥトゥ

吉田晴美の同窓会活動雑記 第2回「心あったかな育友会のみなさんと」

6月 4th, 2010

同窓会会長代理の吉田晴美です。

衣替えを迎えましたね。

前回は、東京・新橋にある居酒屋さん「有薫酒蔵」と、そのお店にある「稲毛高校ノート」をご紹介しました。

反響の大きさに驚いています。コメントをいただいたみなさん、お返事を書き込めなくてすみません。

卒業して、社会に出て、しばらくして、同じ学校を出た者どうしが接点を持つと、卒業年度が違っていても、熱い思いが込み上げてくるのは本当に不思議なことです。

なつかしい記憶を語り合っているうちに、愉快な日々やほろ苦い思い出がよみがえってきて、お酒もすすむのでしょう。

 

今日は、育友会の皆さんとの交流をちょっとだけご紹介したいと思います。

 

母校を支えている重要な集まりが「育友会」です。

学校によってはPTAとか、保護者会と呼ぶところもありますが、稲毛高校では「育友会」です。

 

今年度から同窓会では育友会の役員の皆さんと積極的に交流を持つようにいたしました。

「母校を思う思いは同じ」という視点に立って、育友会の行事にも参加させていただけるときは参加させていただくことにしました。

新学期を目前にひかえた3月21日には「ペンキ塗り」にも飛び入り参加させていただきました。

この日のペンキ塗りは、教室棟の1階から4階までのトイレの壁を塗り替えるというもの。

文化祭にぜひいらして見てみてください。サーモンピンク色の明るいトイレになっています!

 

育友会役員の皆さんと。お忙しい中、ありがとうございました。

育友会役員の皆さんと。お忙しい中、ありがとうございました。

写真は、育友会の役員の方々との意見交換のワンショットです。

今年から、少しずつですが育友会との共同企画が実現できればと思っています。

実現には解決しなければならない事柄もありますが、卒業生が育てた野菜の即売会や、卒業生による料理講習会、

千葉市花火大会を見る夕べなどなど、夢は大いにふくらみます。

たくさんの企画が泉のように湧き出てくるのは、育友会の役員の皆さんの「思う心の熱さ」だと思います。

子どもたちへの思い。先生方への感謝の気持ち。

そして役員の皆さんも忙しいだけでなく充実感を得たい、そんな思いがベースにあるように感じています。

初めての“育友会・同窓会 会談”でしたが、

昨年までの会長さんの感想、今年度の会長さんの抱負、支える役員の方の期待、ほんとうに心があったかだなぁと思いました。

私たち母校は、心あったかな保護者の皆さんによっても歴史が刻まれていっているのです。

文化祭「飛翔祭」まであと1カ月となりました。同窓生の皆さん、飛翔祭で育友会の皆さんともぜひ交流を図ってみてください。

 

花々で彩られる中庭ってすてきです…。私たちの頃にはなかったなぁ

花々で彩られる中庭ってすてきです…。私たちの頃にはなかったなぁ

昨日、母校を訪ねましたら、中庭がローズガーデンのようになっていました。

今日はこのへんで。

吉田晴美の同窓会活動雑記 第1回「『奇跡の居酒屋ノート』を見に新橋へ」

6月 1st, 2010

今日から6月1日。衣替えです。

本日より新たな連載が加わります。

執筆者は、第5回生の吉田晴美さん。旧姓は太田晴美さん。ソフトボール部で、6番レフトだったそうです。

千葉県内の公立高校で保健室の先生として多忙な日々を送るなか、

そりゃ、もう、献身的に、同窓会の副会長として同窓会会長代理を務めてくださっています。

 

ある日、吉田さんがこんな言葉をつぶやきました。

「同窓会の活動をやっていて、やっと最近、その面白さがわかってきました。たくさんの同窓生との出会いがあって、様々な分野で活躍している同窓生からものすごい刺激を受けています。私だけでいいのかなぁ。この感動を多くの人たちに伝えてみたいなぁ」

ならば、ということで、連載をお願いした次第です。

テーマは?と訊かれましたので、ご自由にどうぞ、とお答えしました。

あるときは、同窓生の立場から書かれるかもしれません。

別の機会には、教師の立場から書かれるかもしれません。

主婦の立場からだったり、母の立場からだったり、ひとりの女性としての立場からだったり…。

吉田さんは多忙でありながら、活動的で、精力的に同窓会活動のためどこへでも出かけていきます。

連載第1回目の記事のために、今回、わざわざ新橋へ行かれたそうです。

それでは、吉田晴美の同窓会活動雑記 第1回「『奇跡の居酒屋ノート』を見に新橋へ」をお読みください。

 

 

新橋にある居酒屋さん「有薫酒蔵」に行ってきました。

このお店、もともとは九州の郷土料理で有名でした。

ところが最近では「同窓会ノート」があるお店として大変なにぎわいのお店になっています。

NHKやフジテレビの情報番組で取り上げられてから、予約も入れにくいお店になってしまっています。

 

同窓会ノート?

このお店には、1200冊を超える同窓会ノートがあるのです。北は北海道から、南は沖縄まで。

私立、公立を問わずに、同じ学校で学んだ者がメッセージを書き込めるノートが置いてあるのです。

 

稲毛高校もあるかしら?

それを確かめてみたくて、行ってきました。

 

稲毛高校用のフォルダーがありました!

稲毛高校用のフォルダーがありました!

ありました!

第491番。

491番目に、このお店の「同窓会ノート」として登録されていました。

 

第491番のノートには、なんと校章も貼ってありました!

第491番のノートには、なんと校章も貼ってありました!

誰が、どんなメッセージを書いているのか、とても気になります。

ページをめくってみましょう。

第6期生の人が友人と来店したようです。

第6期生の人が友人と来店したようです。

 

第10期生もいます。

第10期生もいます。

 

名刺を貼って行く人が多いようです。

名刺を貼って行く人が多いようです。

 

阿久根先生が知ったら、きっと大喜びするんじゃないかなぁ

阿久根先生が知ったら、きっと大喜びするんじゃないかなぁ

 

中川先生や加藤先生も登場します。

中川先生や加藤先生も登場します。

 

朋友館から見える、いなげの浜の夕景…。同じ光景を見ているという感動…。

朋友館から見える、いなげの浜の夕景…。同じ光景を見ているという感動…。

 

このノートに書き込むと、次に誰が書きこんでいるのか、また見に来たくなります。

このノートに書き込むと、次に誰が書きこんでいるのか、また見に来たくなります。

 

このお店では、感動の出会いやドラマがたくさんあるようで、そのことをテレビでは取り上げていたのですが、

感動のストーリーが、1冊の本にまとめられて出版されました。

タイトルは、『奇跡の居酒屋ノート』(洋泉社刊)

こちらで注文できます。 →  http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E5%B1%85%E9%85%92%E5%B1%8B%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-~%E5%85%A8%E5%9B%BD1200%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%8D%92%E6%A5%AD%E7%94%9F%E3%81%A8%E5%A5%B3%E5%B0%86%E3%81%8C%E7%B4%A1%E3%81%90%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%9D%BE%E6%B0%B8-%E6%B4%8B%E5%AD%90-%E6%96%B0%E6%A9%8B%E3%83%BB%E6%9C%89%E8%96%AB%E9%85%92%E8%94%B5%E5%A5%B3%E5%B0%86/dp/4862484743

 

編者の松永洋子さんと。店頭販売第1冊目!記念にサインをしていただきました!

編者の松永洋子さんと。店頭販売第1冊目!記念にサインをしていただきました!

このお店の女将である松永洋子さんが無数にある感動ストーリーの中から、思わずホロッとするものを選ばれて本にまとめました。

この本のことは、第2回生のUさんかも情報が寄せられて、このブログで取り上げたらとリクエストいただきました。

 

この本に第1回生の栗林さんが登場しています。御連絡してみようっと。

この本に第1回生の栗林さんが登場しています。御連絡してみようっと。

栗林さんの文章は、お店と御本人が許可してくださったら、このブログに転載させていただきたいと思っています。涙なしには読めませんでした。

 

実は、稲毛高校の同窓会ノートの中に、胸が熱くなるページを見つけました!

 

実名を公表したいのですが…。ぜひ御本人たちにお目にかかりたいものです。

実名を公表したいのですが…。ぜひ御本人たちにお目にかかりたいものです。

稲毛高校同窓生どうしの結婚…。もう結婚されて一緒に生活されているのでしょう。末永くお幸せに!

このブログでも、稲毛高校生どうし夫婦になった二人を紹介してみたいです。

 

機会を作って、ぜひ一度、有薫酒蔵へ行き、おいしいお酒を飲みながら、稲毛高校のノートをめくってみてください。

せっかくですから、メッセージの書き込みもお忘れなく!

 

有薫酒蔵

東京都港区新橋1-16-4 りそな銀行ビル B1F

電話番号 03-3508-9296

営業時間 昼:11:30~13:30 夜:17:00~22:30(フードLO22:00) 土曜日:16:30~22:00(フードLO21:30)  

定休日 日曜・祝日

ホームページ http://www.shinbashi-yukun.com/