Archive for 3月, 2010

奥山慎一先生による特別寄稿「国際教養科1期生との出会い」

3月 24th, 2010

 国際教養科の第1回生である宮川文吾君の文章はお楽しみいただけましたか?

 平成12年3月1日に発行された「創立20周年記念誌 千葉市立稲毛高等学校」に、前号で登場した奥山慎一先生が「第2編 回想 -新しく文化をあやなすところ-」で大変興味深い文章をご寄稿されておられます。

 このたび、宮川君の珠玉の文章を発表するにあたり、写真の使用許可などを奥山先生にご快諾いただきましたが、その際、ご寄稿された文章の転載許可もいただきましたので、掲載したいと思います。

 

 

「創立20周年記念誌」より転載

「創立20周年記念誌」より転載

 

国際教養科1期生との出会い

       旧職員 奥山慎一

 
 あたかも時代が昭和から平成にかわるのを待っていたかのように、稲毛高校に県内初の国際教養科が誕生したのは平成2年4月のことであった。

 

 その3年前に稲毛高校に赴任していた私にとって、1期生のホームルーム担任をする機会に恵まれた時は千載一遇の幸運と同時に、先達がいないことへの一抹の不安も感じたのを覚えている。

 

 しかし、学年、英語科のスタッフを始め学校全体の新学科を盛り上げていこうという雰囲気のなかで各方面からサポートしてくれたこと、そして何より入学してきたフロンティア・スピリットに富んだ1期生との出会いが、そんな不安を見事に吹き飛ばしてくれた。

 

 彼らはそれぞれが個性豊かで、自分自身の明確な座標軸を持ちながらも、国際教養科1期生としての自覚と自負を共有しており、集団としての団結力も特筆すべきものであった。

 

 また当時毎月のようにあったマスコミの取材に対しても臆することなく、時には実態以上の宣伝をし、見事な広報活動をしてくれた。

 

 引率教員が外国人と間違われた第1回の英語合宿、ハワイにも滞在した海外語学研修、今では伝説化した本格的なフラメンコを取り入れた3年次の文化祭のクラス発表等、彼らが卒業して7年たった今でも当時の出来事が鮮明に思い出される。

 

 高校においては、普通科を除く学科の志願状況はその時の社会背景に左右されるのはこれまでの歴史が証明しているところであるが、稲毛高校の国際教養科で実践している教育内容は、社会がどんなに変化しようとも時代を超えて価値のあるものであると確信している。

 

 稲毛高校の国際教養科の新世紀でのますますの発展を祈念している。(平成12年にご寄稿された文章を転載しました) 

 

 

 
編集部より

 奥山慎一先生は、現在、千葉県教育委員会に在籍され、これまでの学校現場でのご経験等を教育行政の場で活かし尽力されておられます。

 

同窓会活性化プロジェクトより

 本年、国際教養科が創設20周年を迎えます。

 これを祝して同窓会活性化プロジェクトでは奉祝事業を立案中です。また国際教養科に在籍した約800名の皆さんの現況調査を開始する予定です。国際教養科の皆さん、ぜひご協力ください。

宮川文吾の「笑える話・笑えない話」第2話

3月 22nd, 2010

宮川文吾の「笑える話・笑えない話」第2話をお届けします。

 

稲毛高校同窓会の皆様
稲毛高校在学中の皆様
関係者の皆様
通りすがりの皆様

 

こんにちは。第12回生で国際教養科第1回生の宮川文吾です。
第2回目の今回は、私が入学した当初の思い出話でも。なにィ!

 

 
20年前、普通科のみで構成されておりました稲毛高校に「国際教養科」という、何とも魅力的なネーミングの学科が創設されることになりました。
当時、中学校3年生だった筆者は、そのなんともいえない魅力に引き込まれ、担任のY先生にお願いをし、推薦試験を受験させてもらったのです。

「宮川、お前、体育祭応援団長だったよな?」
「はい、そうです」
「で、応援団長として優勝に貢献した…」
「いや、先生。たしか俺の紅組は6チーム中でビリだったんじゃ…」
「いや、応援団長として優勝に貢献したんだよ。だって、内申書にそう書いちゃったんだから。お前、面接で聞かれたらそう答えろよ」
「……はい。先生ありがとう」
「それから、内申書の中身、本人にバラしたら、俺、減給になっちゃうから、絶対に内緒な」
「……はい。先生ありがとう」
すまん、Y先生。バラした。今。
ところが、推薦試験当日。
稲毛高校に集まった受験生は、300名以上(たしか)。
倍率数十倍でございます。

(ああ、みんなかわいそうだなぁ……)
なんだか切なくなる俺。
だって、かわいそうじゃない。上には上がいるってこと、知らないで来ちゃったんだよ。……俺もだったんだけど。
中学の担任Y先生の努力も、すべて無駄にしてしまったのです。

(こんなはずはない。俺は“やれば、できる子”と言われ続けて、もう12年だ)
「……はっ! ということは今まで一度もやらなかったということか!?」
小学校以来、一度も“やらなかった”筆者は、忘れもしない、1月26日推薦試験合格発表の日、不合格と同時に、大事なことに気づかされた日でもあるのでした。

 

 

 

ところで、推薦試験を受けるまで、「国際教養科」っていうやつは、こんなに男女比に差が出るとは微塵も考えたことはありませんでした。
1期生の宿命というものなのか。“何をする学科”なのかも分からなければ、“こんなに女子の多い幸せな学科”なのだということも知りませんでしたし、
“女子が多いっていうのは決して幸せなことではない”という世の中の真理も知りませんでした。この辺は後日。
一般受験当日、男子で受験会場にやってきたのはわずか7名。
先に3名の男子が推薦で合格していましたので、
(ほほう。全員合格して10名か。仮に40人クラスだとして、全員合格でも1/4。じゃあ、そこそこの点数でも学校はバランスを考えて、合格にしてくれるだろう。いひひ…)などとイヤラシイことを考え、
ほくそ笑みながら問題を解いておりましたことを思い出します。
ああ、いい思い出。青春ですね。
学校側に下心を悟られることもなく、一般受験は無事に合格。
結局、男子9名女子33名の合計42名でスタートした国際教養科1期生なのでした。

 

 

さて、入学式当日。
自分たちが第1期生ということで、状況がよく分からず学校までたどり着いてしまった私と、同じ学校から同じ教養科に入学した友人K。

ドキドキしながらチャリンコで登校すると、朝、校門で新入生にプリントを配る先生方発見。
どうやら、下駄箱の場所から、教室の位置、今後の予定などが載っているプリントのよう。
「国際教養科の方はおっしゃってくださーい!」
「あ、僕たち、教養科ですけども」
「おおおっ、じゃこれ」
配られたプリントはなんと英文一色。
下駄箱の場所がよくわからないんですけど……。
「しゃれキツイなー」
友人Kに強ばった表情で語りかける私。
「なー」
言葉少なく、やはり表情が強ばり気味の友人K。
まさか、英文のプリントがお出迎えしてくれるとは……。
友人Kとなんとかかんとか、教室までたどり着いた私たち。教室に入って再び焦る…。
だって、黒板に、今日の行動スケジュールが英文で書いてあるんですもの。
教室中の掲示物はすべて英文。
校訓「真摯・明朗・高潔」も、英文。
席順も英文で書いてある。が、これは自分の名前がローマ字で書いてあるだけなので、問題なし。
「へへん、ばかにしやがって。自分の名前くらい英語で書けらい!」(←あたりまえだ!)

 

席に着き、辺りを見渡すと、余裕そうな顔と泣きそうな顔の半々といったところか。
しっかし、女の子多いな。ムフフ。推薦で男子校行かなくて良かった。
男子が9人に、女子が33人ということは……。卒業までに3.6人の女子と付き合える計算だな。うん。文系なのに計算はやい。

 

「おーい。宮川~」
ふと教室の入り口を見ると、同じ中学の先輩が2人顔をのぞかせているではありませんか。
おお、懐かしい! 先輩。お元気ですか?
「しっかし、お前のクラス、すっげぇなぁ~」
「はい……。正直ちょっとビビってます……。まさか担任、金髪じゃないでしょうね? 泣きそうなんですけど……」
「始業式の時に、担任紹介があったけど、たしかすっげぇガタイのいい男の先生だったよ。天龍源一郎似の。体育科じゃねぇの?」
「……そっか。天龍か。じゃあ大丈夫だな」
「お、じゃあ時間だから戻るわ。頑張れよ」
「はい。先輩、ありがとう」
「あ、それから部活は水泳部な」
「……、はい……」

 
キーンコーンカーンコーンと始業のベルが鳴る。
しーんと静まりかえる教室。
廊下を歩いてくる人の足音。

だんだん近づいてくる。

担任だ。
ガラリ(←ドアを開ける音)

 
教室へ入ってきた先生は、情報通り、男性だった。
その姿は、桑田圭佑?
いや、やっぱりプロレスの天龍源一郎にそっくりだ。

ご存じない方のために、天龍とはこんな方↓

天龍源一郎著『七勝八敗で生きよ』 東邦出版から好評発売中!

天龍源一郎著『七勝八敗で生きよ』 東邦出版から好評発売中!

こちらが奥山慎一先生ご本人(「20周年記念誌」より転載)

こちらが奥山慎一先生ご本人(「20周年記念誌」より転載)

ごつい。
でかい。
こいつは、やはり体育の先生だ。
間違いない。
いや、しかしこの体格は、ある意味、外国人さんより怖いかも。
ま、いずれにせよ日本人だった。よかった。よかった。
友人Kと目でアイコンタクト。
いきなり外国人の担任が来たって、俺ら英語あんまりわからんもんなぁ~。
「ぐっもーにんぐ、えぶりばてぃ!」
椅子から転げ落ちるかと思いました。吉本新喜劇バリに。
天龍が英語しゃべっとる!
天龍が英語しゃべっとる!!
天龍が英語しゃべっとる!!!

その後、天龍先生は、英語で自己紹介と本日のスケジュールを説明し、最後に、
「しーゆーあっとじむねいじむ」
と言い残して教室を去っていかれました……。
それが、生涯の大恩師となる奥山慎一先生との初対面の様子でした。

 

 

 

こうして、私の高校3年間は、ホームルームのすべては英語。英語の授業もほぼ英語と、英語漬けとなるのでした。
いやいや、英語がわからんから英語習いに来たのに、英語で授業したら意味ないじゃん!
って、思ったところで、口に出して言えるわけもなく、日本語しゃべったら、10円のペナルティが発生する語学合宿も体験。

 

あやしいよー。見るからに日本人なのに、英語でしゃべってる高校生軍団。
しかも、しゃべってる人間が限られてるし。英語に自信のない奴は、そりゃあんまりしゃべれないよね。
当時、千葉テレビの取材機会も非常に多く、休み時間の会話を英語でしている怪しい日常風景も撮影していきました。この辺、ヤラセ……。演出ですけどね。いくらなんでも、休み時間まで友人同士英語でっていうことはないです。

 

いや、まぁそれぐらい徹底してやろうとしていたクラスだったんです。どのくらい徹底していたかというと、保護者会まで英語でやろうとしていたくらいですから。
(これはその日のうちに撤回されました。保護者が、ちょっと引いていたようです。そりゃそうだ)

 
執筆者紹介
 宮川 文吾(みやがわ ぶんご)
 1974年11月10日生まれ。
 演出家。脚本家。
 吉本興業「よしもとクリエイティブカレッジ」2期生
 主に音楽アーティストのコンサートステージ演出を担当。毎年全国ツアーで忙しい。
 フジテレビ「お台場冒険王『ウォーターボーイズショー』」演出プロデューサー。他イベントも多数手がける。
 ACC CMコンクール「ラジオCM脚本部門大賞」受賞をはじめ、数々の舞台・CMの脚本において脚本賞を受賞。
 代表作には、大塚製薬「ポカリスエット」(ラジオCM)、「ポカリスエットステビア」(ラジオCM)など。

同窓会活性化プロジェクトだより013    企画担当に高 儀真(こう ぎしん)さん(第17回生)

3月 22nd, 2010

稲毛高校同窓会 活性化プロジェクトの新たなメンバーを御紹介します。

 

   企画担当 高 儀真(こう ぎしん 第17回生)

 

国際会議や大規模イベントの企画運営にたずさわっているということで、活性化プロジェクトでは、企画だけでなく総務も担当していただきたいと思っています。
総会の告知から実施まで、さまざまなガイドラインの作成をお願いしたいと思っています。

 平成22年3月22日

  稲毛高校同窓会 活性化プロジェクト特別委員会

山崎陽一郎のフォトエッセイ「原色稲毛高校大図鑑」 第1回目

3月 17th, 2010

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こんな写真を同窓会のブログで紹介してみたかったのです。陽一郎クン、ありがとう!

同窓生によるブログの連載の4人目は、第1回生の山崎陽一郎さんです。

 

文章を書くのが苦手だから、と固辞されつづけましたが、
編集長としては諦めるわけにはいきませんでした。
山崎陽一郎さんの陰翳世界を一人でも多くの人に知ってほしかったのです。

 

彼のやさしい視線やあたたかな目線は、
その作品をみる者の心を穏やかに、和やかに、すべやかにします。

 

人は意外と同じ角度からしか対象をみていないものです。
彼が切り抜いた世界に思わずはっとさせられることでしょう。

よく知っているはずの母校の知られざる一面に出会えて、
なんとなく、わけもなく、母校を訪ねたくなってくだされれば……。

 

彼とのメールのやりとりの中で
「こんな形でしか表現できないことを後悔しつつも、何も書かないことはできなかった」
という文章で締めくくられているときがありました。
文章を書くのが苦手だという表現者・山崎陽一郎が、
どんな写真に、どんな思いを書き綴ってくるのか、大いに興味があります。
乞うご期待なのであります。

 

それでは山崎陽一郎さんのフォトエッセイ「原色稲毛高校大図鑑」の第1回目をお楽しみください。 

 

 

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卒業以来四半世紀以上、
千葉市内に住み、
母校の前を通り過ぎながらも、校内に立ち入ることはもちろん、恩師との交流もまったく無く、
数人の同窓生との付き合いを別にすれば、
稲毛高校に第1回生として在籍した事実は、
しまいこんだ卒業アルバムで確認するのみという状況が続いていた。

 

 

ご縁というものは不思議なもので、そんな自分が、
偶然母校の宇梶静江氏の講演にかかわったり、
偶然再会した後輩の依頼で同窓会の手伝いをさせてもらったり、
そして今こうして母校のブログに記事を書かせてもらったりしている。

 

 

 

 

 

写真を撮ることを生業のひとつとしていることでそのような機会にめぐり合えたのだが、
文章を書くことは、学生のころから変わらず苦手で、
安易に引き受けてしまったことを少々後悔したりもした。

 

すでに連載がスタートしている卒業生の方々のように饒舌でもなく、
文章で思いを伝えることは難しいかもしれないが、
その分、現在の母校やその周辺の写真が、
皆さんの記憶を呼び起こし、懐かしんでいただけるきっかけになればと願う。

 

連載第1回目に発表する写真は、
2007年7月14日、飛翔祭にうかがった際に撮影したもの。

 

十数年ぶりに校門を入り、
記憶の中よりもだいぶ旧くなった校舎を感じつつも、
変わらない玄関、廊下、体育館に、
長い時の流れを一気に遡り、
時間の感覚が麻痺してしまった。

 

ひとしきり校舎を巡った後、
正面玄関近くの階段から外を眺めると、
校舎の高さほどに育った樹木が視界を覆う。
その姿にふとわれに返り、
無理やり現代に引き戻されたような感覚を味わった。

 

校舎を離れ、
写真を整理していても、
同じ風景の中に在学中の記憶との不可解なずれを拭い去ることはできなかった。

 

 

 

 

 

最後に、この場を借りて、このような機会を用意していただいた稲毛高校同窓会活性化プロジェクトの皆さんと関係各位に御礼を申し上げ、連載第1回目を終わらせていただく。

 

 

プロフィール
山崎 陽一郎(やまざき よういちろう)
第1回生。
フォトグラファー。
東京デザイナー学院インテリアデザイン科に進学。
卒業後数年間、音楽関係の仕事にたずさわるも、建築業界に入る。
1999年、トータルクリエイティブオフィス「cool jam design」を立ち上げ、
ショップデザイン、ウェブ製作、写真撮影などを柱に多才ぶりを発揮している。

谷内覚先生を囲む会が開かれました

3月 15th, 2010

3月13日土曜日、西船橋で、谷内覚先生を囲む会が行なわれました。

 

谷内覚先生は、昭和56年4月1日から昭和63年3月末日まで勤務されておられました。

教科は体育で、水泳部の顧問でした。

稲毛高校で体育を教えるかたわら、「高飛び込み」の日本を代表する選手として活躍されていました。

高さ10メートルのところから水面まで到達するのにたったの1.5秒。一瞬の中に技と芸を集約する競技です。谷内先生もこれまで3度鼓膜を破っているそうです。

27歳で現役を引退し、それ以降は、後進の指導をするお立場に。

現在は幕張総合高校に在籍されており、千葉県の高飛び込みチームの監督でいらっしゃいます。千葉国体で上位入賞を狙っているそうです。

 

谷内先生、変わっていないなぁ。若いままだなぁ。みんなの感想でした。

谷内先生、変わっていないなぁ。若いままだなぁ。みんなの感想でした。

この日、第4回生を中心に「谷内先生に会いたい!」という同窓生が集まりました。

1次会の制限時間は2時間。次から次へと食事が運ばれてきましたが、むかしの思い出話に花が咲き、料理は一向に減りません。最後の最後まで手付かずのお料理もありました。

そのくらい「谷内先生を囲む会」は盛り上がっていました。

 

20ん年ぶりの再会。遠い昔を昨日のことのように語り合い…

20ん年ぶりの再会。遠い昔を昨日のことのように語り合い…

谷内先生の音頭で集合写真をパチリ! 撮影現場となった店先の、行き交う人の整理も、谷内先生が大きな声でやってくださいました。上機嫌の谷内先生でした。

 

 

メガネをかけたルパン三世。高飛び込みの第一人者。母校の誇りです。

メガネをかけたルパン三世。高飛び込みの第一人者。母校の誇りです。

同窓会が「谷内先生を囲む会」の情報を知ったのは約1カ月前のことでした。

ピンクのセーターがよくお似合いの谷内先生は、そのセーターの色以上にピンク色の顔をして、

「オレをなぁ、囲む会をやってくれるって言うんだよ。照れるよなぁ、でも、うれしいぃなぁ」

とホッピーをぐいぐい呑んでおられました。あのピンクの顔は、はにかまれていたのか。酔っておられたのでしょうか。

卒業以来初めての再会。さぞや感無量だったことでしょう。

「さぁ、つぎ、行くぞぉ!」

谷内先生が先頭です。教え子全員、20名は2次会へと向かったのでした。春風が舞う一夜でした。

 

「谷内覚先生を囲む会」の第2弾はまだ未定のようですが、ぜひ参加したいという方がいらっしゃいましたら編集部までメールをお寄せください。

「谷内覚先生を囲む会」の幹事の方にお取次いたします。

 

稲毛高校で教鞭をとられた先生を囲む会を企画されている幹事さん、ぜひ編集部まで情報をお送りください。このブログでぜひ紹介させてください。

執筆:編集長・足澤公彦

創立30周年記念誌を発送いたしました

3月 11th, 2010
残部僅少です。どうしても入手したい方はこちら → 30th-bunshu@inako-doso.net

残部僅少です。どうしても入手したい方はこちら → 30th-bunshu@inako-doso.net

創立30周年記念誌ができあがってきました。

同窓会では、3月8日月曜日、創立30周年記念パーティーの出席者と、本年1月17日から30日までに購入予約をされた方々に向けて、記念誌を発送いたしました。

 

もし「創立30周年記念パーティーに出席したのに、まだ届いていない」という方がいらっしゃいましたら、お手数でも同窓会までご連絡ください。メールアドレスは次のとおりです。

30th-bunshu@inako-doso.net

 

稲毛高校同窓会 担当:足澤公彦

第29回生323名が同窓会に入会しました

3月 10th, 2010

3月9日、平成21年度 第29回卒業証書授与式が執り行われました。

同窓会を代表して、同窓会運営スタッフ一同より「ご卒業おめでとうございます」と申し上げたいと思います。

 

このブログでは、卒業式の前日に行なわれた「同窓会入会式」についてご報告いたします。

 

体育館にはあふれんばかりの春の陽射しが差し込んでいました。3月8日月曜日、午前10時05分、同窓会入会式の始まりです。

司会進行役は、同窓会で書記を担当している第28回生神川恵理華さん。

登壇したのは、吉田晴美同窓会副会長と、同窓会活性化プロジェクトのメンバーである第25回生の石井勇介君、第28回生の倉田杏実さん、第28回生の菅田敦司君、そして第28回生の田中大介君です。

 

吉田副会長の挨拶の後、菅田君が「同窓会の役割と同窓会費の使いみち」を説明し、田中君が「個人情報の取り扱い」に関して説明しました。

記念品の目録を読み上げる吉田晴美(第5回生)同窓会副会長

記念品の目録を読み上げる吉田晴美(第5回生)同窓会副会長

 

続いて、入会承認宣言が行なわれました。

今年度、同窓会に入会したのは、323人です。

これで同窓会の会員数は12000人を突破しました。

吉田会長から第29回生の代表に記念品の目録が手渡されました。

贈呈した記念品は「卒業証書ホルダー」と「ロゴ入りマグカップ」です。

第29回生代表からの謝辞が披露されました。

 

 

ここから先は、今年の入会式の目玉ともいえるところです。

クラスごとに「クラス幹事」を確認して、先輩方5人からメッセージが送られました。

卒業して1年。後輩へのメッセージは熱い思いであふれていました

卒業して1年。後輩へのメッセージは熱い思いであふれていました

第29回生にとっては、なんとなく見覚えのある1歳年上の先輩4人と、昨年6月に教育実習で接点のあった4歳年上の先輩です。

 

5人の身近な先輩5人が、それぞれが自分のことばで、これから母校を巣立っていく第29回生たちに問いかけ、語りかけていきました。あらかじめ書きおこした原稿を音読したわけじゃないので、熱いメッセージが凛とした体育館中に広がり、第29回生から自然に拍手が沸き起こりました。正味30分の入会式でしたが、第29回生の記憶にのこる同窓会入会式になったと思います。

 

 

 

今回の同窓会入会式の実施にあたりましては、青木正寿教頭先生をはじめ、江澤慶子事務長、中山邦夫総務部長、そして3学年主任の伊藤博之先生に大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

また、稲毛高校を卒業し現在母校の教職員として尽力しておられる田中淳一先生と中後典子先生にもひとかたならぬお世話になりました。厚く御礼申し上げます。

 

 

クラス幹事になった29回生と運営スタッフで記念撮影。29回生の皆さん、来年の入会式での「先輩たちからのメッセージ」を期待しています!

クラス幹事になった29回生と運営スタッフで記念撮影。29回生の皆さん、来年の入会式での「先輩たちからのメッセージ」を期待しています!

最後に、同窓会の入会式に際し、小冊子「千葉市立稲毛高等学校同窓会」を印刷してくださった千代田印刷にお勤めの藤井亮太さん(第10回生)と、小冊子のデザインを担当してくださった弘中志津子さん(第3回生)、卒業記念品をご用意してくださった丸井商会の井伊直之さん(第2回生)に心より御礼申し上げます。

 

同窓生のみなさんのお力添えによって同窓会入会式が無事終了いたしました。ありがとうございました。

(執筆:編集長・足澤公彦)

同窓会活性化プロジェクトだより012    総務担当に石井勇介さん(第25回生)

3月 8th, 2010

稲毛高校同窓会 活性化プロジェクトの新たなメンバーを御紹介します。

 

   総務担当 石井勇介(第25回生)

 

 石井勇介さんには、同窓会における総務全般に関する会務について、野球部キャプテンとしてつちかったリーダーシップを発揮していただきたいと思います。

 平成22年3月7日

  稲毛高校同窓会 活性化プロジェクト特別委員会

同窓会活性化プロジェクトだより011    IT担当に倉田杏実さん(第28回生)

3月 8th, 2010

稲毛高校同窓会 活性化プロジェクトの新たなメンバーを御紹介します。

 

   IT担当 倉田杏実(第28回生)

 

 倉田杏実さんには、IT全般に関する会務についてリーダーシップを発揮していただきたいと思います。初めて試みることが数多くあるかと思いますが、みんなで力をあわせてがんばって行きましょう。

 

 平成22年3月7日

  稲毛高校同窓会 活性化プロジェクト特別委員会

同窓会活性化プロジェクトだより010    財務担当に井出真紀さん(第8回生)

3月 8th, 2010

稲毛高校同窓会 活性化プロジェクトの新たなメンバーを御紹介します。

 

   財務担当 井出真紀(第8回生)

 

 井出真紀さんには、同窓会における財務全般に関する会務についてリーダーシップを発揮していただきたいと思います。

 

 平成22年3月7日

  稲毛高校同窓会 活性化プロジェクト特別委員会