Archive for 12月, 2010

2010年をふりかえって ごあいさつと御礼のことば

12月 30th, 2010

 11月21日、第29回同窓会年次総会が開催され、同窓会長に就任いたしました足澤公彦です。初めてのご挨拶をさせていただきます。

 長谷川卓史 初代会長(1期生)から始まって、沢口誠 第2代会長(5期生)、宮正行 第3代会長(2期生)、稲葉實千生 第4代会長(4期生)と続き、私は、第5代目の会長ということになります。来たる3月には、第30期生が卒業し、同窓会は創立30周年を迎えます。

 私が同窓会の裏方に参加するようになったのは、昨年末にスタートした「同窓会活性化プロジェクト」からですが、この1年の間に、およそ1000人の同窓会員の方々にお目にかかってきました。高校在学中の思い出から、母校に対する想い、同窓会への注文まで、思い出話をうかがったり、意見をやりとりしたりしたことは、同窓会活動における企画立案の原動力になってきました。

 うかがった声に共通していたのは「恩師との深い絆」というべき思い出の数々でした。縁あって同じ学び舎で学んだ者たちの心に刻まれた事柄は、稲毛の浜に沈んでゆく夕陽のように卒業後何年たっても色鮮やかなままでした。思い出を共有し合う者が至福のひとときにひたれる再会の機会を同窓会として提供していくことができたらなぁと思っています。

 お目にかかった約1000人の同窓会員には旧職員の皆さんも含まれています。稲毛高校で教鞭をとった多くの先生方にとっても、事務室等で精勤された多くの職員の方々にとっても、稲毛高校は“第二の母校”のような位置づけになっており、特別な思いを持ち続けていらっしゃる教職員の方々から同窓会に対するたくさんの御意見を拝聴することができました。

 今年の年次総会には、稲毛高校が開校する前から開設準備委員のお一人として尽力され、昭和60年まで7年もの間、数学を教授された水野澄先生もご臨席くださいました。
年次総会の締めくくりにお言葉を頂戴したのですが、その中で、同窓会とはこうあってほしいという思いを、
「稲毛の浜の目の前にある稲毛高校の同窓会は、社会の荒波にもまれて、ふっと何かの折に立ち寄りたくなった時に寄港できる、戻ってきたくなった時に帰港できる港のような存在として考えてみたらどうでしょうか……」
 というような表現で述べられました。
“港のような同窓会”という発想は新たに選出された同窓会役員全員の胸に響き渡るものでした。その場には母校の現職員の方々はどなたもいらっしゃいませんでしたが、碩学の長老からの含蓄に富んだ“学校論”は一人でも多くの教職員の方々に聞いていただきたかったお話でした。

 同窓会のホームページには役員として16名の名前が列記されていますが、現在、同窓会を支えてくださっている同窓会員は50名を優に超えています。さまざまな年齢の、さまざまな立場の人たちが、母校稲毛高校とのつながりを大切にしたいという同じ思いで集まり、同窓会を守り続けていこうと支援してくれています。

 稲毛高校を出港した無数の卒業生たちが社会の荒波にもまれ逆風のなか果敢に突き進んだ果てに戻り、心落ち着かせ、拈華微笑(ねんげみしょう)の友として向かい合える同窓会にしたいと思います。

 2010年を振り返った時、たくさんの笑顔がよみがえります。ご支援、ご指導、ご助言、ご鞭撻、ありがとうございました。同窓会の役員を代表いたしまして心より御礼申し上げます。

 稲毛高等学校同窓会のブログの、2010年の更新は、今回が最後となりました。ご愛読ありがとうございました。皆さま、よいお年をお迎えください。


▲12月某日夕刻 高洲から稲毛海岸の空を望む。(photo/hironaka)

ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」 第9回目「役員紹介~事務局長編~」

12月 21st, 2010

 2010年もあと数日。
皆さん、いかがお過ごしでしょう。
私はと言えば、未だ大掃除もせず。
2010年の汚れを年内解消出来るかどうか実に怪しくなってきました。

 今宵は『アサヒ オーガニックプレミアム』です。
原料の大麦とホップは有機栽培で無農薬。
尚且つ、有機認証を取得したという工場で製造された、通信販売のみの限定品であります。
深い旨みと苦味が心地よく、上品なビールという印象。
後味の引きが潔く、和食(醤油の味)に合いそうです。
深い山吹色の着物を着た女性が、すっと正座をしてこちらを穏やかに見つめている絵が浮かびました。
でもこれ、アルコール度数6%。
スタンダードなビールよりもちょっとばかり高めです。
調子にのって杯進め、後で肘鉄喰らわぬように。油断召さるな。(自爆)

 毎度酒の話が長くて、申し訳ありません。
今回は事務局長・太田晴美さんをご紹介しましょう。

 新しい同窓会では、会運営を円滑に効率良く行なうために「事務局」を設けました。
ここには「総務委員会」「企画・事業委員会」「IT・広報委員会」がありまして、
それらを統括するのが事務局です。
今まで会長代理など長年同窓会役員として培ってきたものを、新たに事務局長として発揮することになりました。
*新役員ご参照 → http://blog.inagehsa.net/?p=688

 太田さんは5回生です。
高校時代にはソフトボール部に在籍し、現在は某高校の養護教諭(いわゆる保健室の先生)をしています。
ちなみに私は「はるちゃん」と呼んでいます。

ミッキーマウスとカメラが大好きで、殊、ミッキーマウスはフリーク級だとか。
そういえば、先日の月例ミーティングで、ミッキー柄のシャツ(BYビームス)と腕時計を着けてたっけ。
また、カメラの機材はプロ並みです。(腕前は筆者未確認)

はるちゃん。
あのカメラで撮影した、年次総会の写真、まだ見せてもらってませんでしたね。
いい写真はありましたか?

 太田さんは、失敗すると激しく落ち込みます。

 月例ミーティングの資料が立て込むと、前夜寝る間も惜しんで準備してくれます。

そして、当日、つい…。
はるちゃん、いつもお疲れ様です。
大変なときは、他のメンバーに振ってね。

 こんな太田さんですが、
公の会合や年次総会などでは姿が一変します。

背筋を伸ばし堂々たる姿。挨拶や質疑への説明は流るる水の如く。
人前での発言が苦手で噛みまくりな私は、そんなはるちゃんに惚れ惚れしてしまいます。

 同窓会スタッフの中で、母のようでもあり、時に妹のようでもあり。
会を思う気持ちはスタッフの中で一番じゃないかと思います。
事務局長として、会員さんの前に立つこともあるかと存じますが、
そのときには「はるちゃ~ん」と気軽に声をかけてくださいませ。(かなり照れます)

 次回は、副会長の渡辺貴之氏と岩田千佐氏です。

第7期会 懇親会点描 最終回

12月 2nd, 2010

第7期会 懇親会点描 その4

12月 2nd, 2010