ひろなか志づこの随筆「ふむるす・るぷるす」の第6回目「文“舞”両道」

9月 27th, 2010 by tarusawa Leave a reply »

お彼岸の頃ですが、未だに昼間はセミの鳴き声が。
さすがに夕刻を過ぎますと、心地よい虫の音が暑さに疲れた心身を和らげてくれます。
月の美しいこの時期、今宵はどの酒(ビール)を共にいたしましょう。

さて、先月5日付のブログで、稲毛高校ダンスドリル部が「全国高等学校ダンスドリル選手権 POM(Large)部門」で第一位を獲得したことが掲載されましたね。
それも創部5年にして!
母校サイトによると、月に2~3度、プロコーチの指導をあおっているとのことですが
それにしましても全国ナンバー1というのは快挙であります。
今更ではございますが、選手の皆さん、本当におめでとうございました。

本日たまたま母校の前を車で通りましたら
同窓会より寄贈された横断幕が視界に飛び込んできました。

今は京成バス。

 

おめでとうございます!

 

早速車を道路脇に停め、シャッターを切る私。
「そういえば、稲高って、今まで横断幕を張ったことあったっけ?」
ご近所の磯辺高校や千葉西高校、西千葉にある千葉経済高校などで、どーーーんと誇らしげに張られた横断幕を幾度となく見かけたことはございますが、
よくよく思い返してみるに、稲高でそれを見たことがありませなんだ。
(いや、横断幕を張ったことがあるぞ!という方がおられましたら、コメントをお待ちしております)

向かいの信号機の柱のかげから撮影しておりましたら
ご近所のHさんが「スパイか!?」と背後より声をかけてきてびっくり。
Hさん曰く「ここを通ったらこの横断幕を見かけてね、『へ~!』と思ったんだよ」とのこと。
「意外」だけど「すごいね」という表情をしておられました。

「稲毛高校卒業」と申しますと
母親をなさっている方々から、
「すごいね~」
「ひろなかさんって優秀だったのね」
という反応が返ってきますが(私が在学中の頃は「中の中」だったから、実は大したことなかった。ありがとう、後輩達よ!)、
現在はそのくらい優秀な学校として名が通っているのですよね。
その上、部活動でも実績を残している。
殊、今回のダンスドリル部は「文武両道」ならぬ「文舞両道」といったところでしょう。

今朝、プロゴルファーの石川遼くんが
「以前、試合で優勝したとき、父から『お前に負けた相手は、次の試合ではもっと強くなっているぞ』と言われた」
と話していました。
某元バレーボール選手も話しておられましたが、優勝は優勝した時点で過去のことだそうな。
私も若いころ、物事や人生に対してこんな気構えで挑んでおりましたら、もうちょっとマシな大人になっていたのでしょうね~(苦笑)。

ともあれ、後輩皆様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げております。

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8 comments

  1. はるるん より:

    見てきました。実は触ってみました。よく見る横断幕より生地が厚いんです。しかも、写真で見てもわかるように、目立つんです。まるで、みてみてとでも言ってるかのようです。これからも後輩たちにはがんばってほしいな。自慢の母校です。

  2. ひろなか志づこ より:

    ◆はるるんさん。

    お~♪
    直接触れてこられたのですね。スリスリなさったのですね。
    どんな香りがしましたか?(なんちゅ~質問。)

    編集長にうかがいましたが、
    この横断幕はかなりの重さだそうですね。
    酷暑の最中、取り付けてくださった業者の方々にも感謝であります。

    たしかに目立つ!!
    あの交差点に「ドーーーン!」という存在感です。
    母校には多方面に優秀な生徒が多いようで。
    横断幕によって、地域の方々にそんな母校を知っていただけるし
    また、近所にそんな学校があると思うと、まんざら悪い気はしないのではないかしらん。

  3. 菅田敦司 より:

    自分はまだ見に行ってないのですが、横断幕が母校に張ってあると、なんだか誇らしい気分になります。

    後輩たちにはさらに頑張ってほしいです。

  4. ひろなか志づこ より:

    ◆菅田さん。

    「誇らしい気分」・・・そうですね!同感です。
    自分で勝ち取った勝利ではないけど、
    横断幕って、そういう気持ちにさせてくれる効果もあるみたいですね。

    いつまで張っているのかわかりませんが
    ぜひ一度、ご覧になってみてくださいませ。
    はるるんさんのように、手でその感触を味わってみて、
    ますます、誇らしい気分を膨らませてくださいませ。

  5. 町山 亜古 より:

    すごいですねぇ!

    自分の在学中に、このようなものを目にしたかったなぁ、とも思いましたが。

    なにはともあれ、素晴らしい!
    何事も一番になるというのは大変なことですよね。

    素晴らしい後輩の活躍を耳にし、私も頑張って生きねば…
    とか、こんな先輩でごめんねぇ…
    とか、思ってしまう秋の夜です。

  6. ひろなか志づこ より:

    ◆町山さん。

    「こんな先輩でごめんねぇ・・・」というお気持ち、すっごくよく分かります!(≧∇≦)b

    というか、同感!

    最近のお若い方々って、私達のその頃よりも
    全然優秀だし、結構しっかりなさっているんですよね~。
    40半ば目前になっても、己の人生に危機感を感じない私って・・・汗。( ̄ω ̄;)

    何事もそのジャンルのトップになるということの大変さ。
    それを克服してきた彼女たちに乾杯です。

    お互い、こんな先輩ですが、
    こんな先輩なりに、精進してまいりましょうぞ。

  7. へっぽこ自転車部 より:

    10期生の者です。13期生くらいでしたか、自転車で強い生徒がいまして、インターハイと国体に行ったものがいました。でもこのような横断幕はなかったように思います…。

  8. ひろなか志づこ より:

    ◆へっぽこ自転車部さん。

    その頃から優秀な生徒さんがいらしたのですね。(★▽★)
    近所に住んでいながら知りませんでした・・・。

    こういうことって、学校にとって誇らしいことだし、
    この少子時代にもいい宣伝になるから
    堂々と横断幕などでお知らせすればいいのにと思います。
    (先日、編集長に「アドバルーンってどうでしょう」と提案したら「ひろなかぁ・・・↓」とヘコまれてしまいました。ちょっと調子に乗ってしまったようです。)

    へっぽこ自転車部さんの在学中には、
    自転車部が在ったのですね。
    私(3期生)の頃はまだなかったと思います。
    いつか部活の変遷を調べてみるのも面白そうです。( ̄m ̄)フフ